梅雨の湿気・カビ対策|家の湿気のたまり場を場所別に潰す

梅雨の湿気・カビ対策|家の湿気のたまり場を場所別に潰す 時短家事

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梅雨の湿気・カビ対策|家の湿気のたまり場を場所別に潰す

梅雨に入ると、部屋も収納もなんだかじめじめ。押入れの奥や窓まわりにカビが出ていないか、気になる季節です。

湿気対策というと、つい除湿グッズを買い足したくなりますが、その前にやるべきことがあります。カギは「湿気のたまり場を場所別に潰す」こと。家のどこに湿気がこもりやすいかを知り、そこに合った手を打てば、少ない手間で効率よくカビを防げます。この記事では、お金をかけない基本から、押入れ・靴箱・部屋全体まで、場所別の湿気・カビ対策をまとめます。

梅雨にカビが増える理由(湿度・温度・栄養の3条件)

カビが生えるには、おおまかに3つの条件がそろう必要があると言われています。「湿度」「温度」「栄養(ホコリや汚れ)」です。梅雨は湿度が高く、気温もカビが好む範囲になりやすいため、家の中の条件がそろいやすくなります。

裏を返せば、この3つのどれかを断てば、カビは増えにくくなります。温度を大きく変えるのは難しいので、現実的に効くのは「湿度を下げる(空気を動かす・除湿する)」と「栄養を減らす(掃除する)」の2つ。この2つを場所ごとに当てはめていくのが、梅雨対策の考え方です。

まず「空気を止めない」(お金をかけない基本)

除湿グッズを買う前に、まず無料でできることがあります。湿気は「動かない空気」にたまるので、空気の通り道をつくるだけでも状況が変わります。

  • 家具と壁の間を少し空ける。ぴったりつけると裏面に湿気がこもり、カビの温床になります。数センチでも隙間があると空気が通ります。
  • 収納は詰め込みすぎない。押入れやクローゼットは、8割くらいにとどめると空気が流れます。詰めるほど湿気は逃げ場を失います。
  • 押入れの床にスノコを敷く。湿気は下にたまるので、床から浮かせて風の通り道をつくります。
  • 換気とサーキュレーターで動かす。晴れ間には窓を開け、部屋の空気をサーキュレーターやエアコンで回すと、湿気がこもりにくくなります。

これらをやったうえで、それでもこもる場所に道具を足していきます。

湿気のたまり場を場所別に潰す

押入れ・クローゼットは置き型調湿

閉め切った収納は、湿気の一番のたまり場です。ここには、置くだけで湿気を吸ってくれる調湿タイプが向いています。

こちらは、調湿木炭「炭八」の大袋です。薬剤を使わず、湿気の多いときは吸い、乾いたら放出するタイプで、押入れ・クローゼット・タンス・リビングなどに置いて使えます。繰り返し使えるので、使い捨ての除湿剤のように頻繁に買い替える必要がないのも続けやすいところです。収納の下のほう、湿気がたまりやすい場所に置くのがおすすめです。

靴箱・狭い収納は集中除湿

靴箱や、扉付きの狭い収納は、湿気がこもりやすいわりに調湿だけでは追いつかないことがあります。そんな狭い空間には、水分を集めて取り除くタイプが便利です。

こちらは、電源を使わない除湿機のセットです。コンセントのいらないボトル式で、クローゼット・靴箱・押入れなどに置いて湿気を吸い取ります。中の除湿剤は乾燥させて繰り返し使えるタイプなので、狭い空間の湿気対策を続けやすい仕組みです。音も出ないので、子供部屋や寝室の収納にも置きやすいです。

部屋全体がじめじめなら除湿機

収納だけでなく、部屋そのものがじめじめする、洗濯物を室内に干して湿度が上がる、という場合は、除湿機で部屋全体の湿度を下げるのが確実です。

こちらは、部屋全体の湿度を下げるコンプレッサー式の除湿機です。部屋干しや梅雨対策に使え、自動運転で湿度を保てます。コンプレッサー式は、気温の高い梅雨から夏にかけて効率よく除湿できるタイプです。設置には置き場所と、動かすぶんの電気代がかかるので、収納の対策で足りるか、部屋全体で必要かを見きわめてから選ぶとよいでしょう。洗濯物を早く乾かしたい場合は、洗濯物を早く乾かす方法もあわせてどうぞ。

水回りのカビは「濡らしたままにしない」

浴室やシンク、洗面台など、水を使う場所は、梅雨に限らずカビが出やすい場所です。ここは湿度を下げるより、「水分を残さない」ほうが効きます。使い終わったら水滴を拭き取る、浴室は換気扇を回す、といった習慣だけで、カビの発生はかなり抑えられます。

浴室のカビ対策はお風呂掃除を楽にする方法に、防カビの考え方までまとめています。部屋を掃除しやすく保つ工夫は掃除しやすい部屋の作り方も参考になります。

やってはいけない・注意すること

  • カビを軽く見ない、でも不安をあおられすぎない。カビはアレルギーなどの原因になると言われますが、体調とのつながりは人それぞれです。気になる症状が続くときは、掃除だけで判断せず医療機関に相談してください。
  • 広範囲に生えたカビは無理に自分で落とそうとしない。壁の内部や広い範囲のカビは、市販品では対応しきれないことがあります。落ちない場合は専門の業者も選択肢です。
  • 塩素系のカビ取り剤を使うときは換気し、ほかの洗剤と混ぜない。特に酸性のものと混ぜると有毒なガスが出ます。

まとめ

梅雨の湿気・カビ対策は、「湿気のたまり場を場所別に潰す」のが近道です。

  1. まず空気を止めない(家具の隙間・8割収納・換気)
  2. 押入れ・クローゼットは置き型調湿
  3. 靴箱など狭い収納は集中除湿
  4. 部屋全体がじめじめなら除湿機
  5. 水回りは濡らしたままにしない

グッズを増やす前に、まず空気を動かす。そのうえで、こもる場所にだけ手を打てば、梅雨のじめじめはぐっと減らせます。

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