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赤ちゃんが生まれると、肌着やスタイの洗濯が毎日たくさん。「大人と一緒に洗っていいの?」「どんな洗剤を使えばいいの?」と、初めての育児では迷うことばかりですよね。
この記事では、赤ちゃんの衣類の洗濯の基本——水通し・分け洗い・洗剤選び——を、公的機関と業界団体の公開情報に沿って整理します。とくに「赤ちゃんには蛍光増白剤なしの洗剤を」とよく言われる理由については、一般に説明されている内容と、業界団体の公式回答が違うので、そこも確認します。
まず「水通し」をする
新しい肌着やガーゼは、着せる前に一度洗う「水通し」をします。
- 新品の布に残る糊や汚れを落とす
- 吸水性がよくなり、汗を吸ってくれる
- 出産予定日の1〜2週間前までにやっておくと安心
水通しは水だけでも、赤ちゃん用の洗剤を使ってもかまいません。天気のよい日に、しっかり干して仕上げましょう。
洗濯表示から、洗い方を決める
迷ったときにいちばん確実なのは、衣類のタグに付いている洗濯表示です。ここに、その服で何をしてよいかが全部書かれています。
消費者庁の案内によると、洗濯表示の基本記号は5つあり、洗濯処理(洗濯おけの形)/漂白処理(三角形)/乾燥処理(正方形)/アイロン仕上げ処理(アイロンの形)/商業クリーニング処理(円) の順に並べて表示されます(取得日 2026-08-30)。
とくに見るのは、いちばん左の洗濯おけの記号です。ここには液温の上限値と洗濯方法が示されていて、たとえば 液温は40℃を限度とし手洗いによる洗濯処理ができる、あるいは 洗濯処理はできない といった意味を持ちます。
ベビー服で確認したいのは、次の3点です。
| 見る記号 | 判断できること |
|---|---|
| 洗濯おけ(いちばん左) | 洗濯機で洗えるか/手洗いか/お湯は何℃まで使えるか |
| 三角形(2番目) | 漂白剤が使えるか。うんち汚れの処理で効いてくる |
| 正方形(3番目) | 乾燥機にかけてよいか。縮みやすい素材の判断に |
「赤ちゃんの服だから全部手洗い」と決めなくても、表示どおりに洗えば問題ありません。逆に、表示が「洗濯処理はできない」となっているものは、洗濯機に入れないでください。
「分け洗い」するかどうか
赤ちゃんの衣類を大人と分けて洗うかは、肌の様子で判断します。
- 分け洗いが安心な場合:肌が敏感、湿疹が出やすい。大人の衣類の汚れや洗剤成分を避けたいとき
- 一緒でも大丈夫な場合:肌トラブルがなく、やさしい洗剤を使っているなら、無理に分けなくてもよいことも
心配な時期(新生児〜数か月)は分け洗い、落ち着いてきたら一緒に、と柔軟に考えましょう。うんち汚れなどは、先に下洗いしてから洗濯機へ。
分け洗いをやめるタイミング
いつまで分けるかは、月齢と生活の変化で見当がつきます。
| 時期 | 分け洗い | 考え方 |
|---|---|---|
| 新生児〜数か月 | 分けるほうが無難 | 着替えの回数が多く、量も少ないので分けても負担が小さい |
| 首すわり〜おすわり | 様子を見て一緒に | 肌トラブルがなければ、洗剤を統一して一緒に洗える |
| 離乳食開始以降 | 基本は一緒 | 食べこぼしの下洗いのほうが重要になる |
判断の軸は、「分けることの負担」と「肌の様子」の釣り合いです。洗濯回数が増えて親が疲れるくらいなら、洗剤を家じゅうで統一して一緒に洗うほうが、結果的に続きます。なお、肌の赤みやかゆみが続くときは、洗い方の問題と決めつけず、小児科や皮膚科に相談してください。
汚れの種類で、下洗いを変える
赤ちゃんの汚れは種類が限られています。種類ごとに手順を決めておくと、毎回悩まずに済みます。
| 汚れ | 下洗いの手順 | 注意 |
|---|---|---|
| うんち | 固形分を落とし、ぬるま湯で押し洗い | 熱いお湯はたんぱく質を固めてしまうので避ける |
| 吐き戻し・ミルク | すぐに水ですすいでから洗濯機へ | 乾くと黄ばみとして残りやすい |
| よだれ | 予洗い不要。ためずに洗う | 首まわりの黄ばみは酸素系漂白剤の可否を洗濯表示で確認 |
| 食べこぼし(離乳食後) | 油分は洗剤を直接つけてもみ洗い | 色の濃い食材はしみ抜きを早めに |
共通して効くのは、乾かす前に水で流すことです。乾いてから落とすほうが、はるかに手間がかかります。
やさしい洗剤を選ぶ
赤ちゃんの衣類には、肌にやさしい設計の洗剤を選ぶ人が多いと思います。蛍光増白剤や強い香料が入っていないものが選ばれがちです。すすぎ残りが気になる場合は、すすぎをしっかりするのもポイントです。
蛍光増白剤を避ける、本当の理由
ここは誤解が広がっている部分なので、公式の説明を確認しておきます。
日本石鹸洗剤工業会の「石けん・洗剤Q&A」では、洗剤への蛍光増白剤の配合について、安全性上問題ないとの見解が公的に示されていると説明されています(内閣総理大臣による国会答弁書・1976年6月1日を出典として明記)。そのうえで、次のように続きます(取得日 2026-08-30)。
乳幼児の衣類には淡い色やきなりのものが多く、綿、麻などのセルロース系素材の場合、蛍光増白剤が付着すると変色する恐れがあるため、そのような衣類には蛍光増白剤の入っていない洗剤の使用をおすすめします。
つまり、乳幼児の衣類に蛍光増白剤なしを勧める理由として示されているのは「変色するおそれ」であって、肌への害ではありません。ここを知っておくと、洗剤選びで必要以上に不安にならずに済みますし、きなり・淡い色の肌着が多いご家庭では、実際に蛍光増白剤なしを選ぶ理由があることも分かります。
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★4.78(レビュー1,078件)|雑貨ショップ ラフィネ
がんこ本舗の「海へ… Fukii」という中性洗剤です。レビューは1,078件・平均4.78。少量で洗え、柔軟剤なしでもふんわり仕上がるタイプで、すすぎがラクなのが特徴です。
一方で、1回あたりの使用量が少ないぶん、計量の感覚が普通の洗剤と違います。適量を守らないと洗浄力を感じにくいことがあるので、最初は付属の計量方法どおりに使ってください。
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★4.71(レビュー378件)|エコストア公式ショップ
エコストアのランドリーリキッドです。レビューは378件・平均4.71。植物由来の成分を使った処方で、やわらかな香りが付いています。
香りについては好みが分かれます。無香料がよい場合は、この製品ではなく無香タイプを選んでください。 また5Lの大容量なので、置き場所を先に確保してから買うほうが失敗がありません。
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★4.56(レビュー266件)|快適ホームライフ
蛍光剤・漂白剤・着色料を使っていない「さらさ」の詰め替えです。レビューは266件・平均4.56。手に入りやすく、家族全員の衣類にまとめて使えるのが利点です。
前述のとおり、蛍光増白剤なしはきなり・淡色の衣類の変色を避けるという意味で理にかなっています。家じゅうの洗剤を1本に統一したい家庭には、選びやすい選択肢です。
洗ったあとも気を配る
赤ちゃんの衣類は洗う回数が多いぶん、洗濯機と干し方の影響も受けます。
- 洗濯槽の状態: 槽の汚れは、洗った衣類のにおいや黒いカスの原因になります。手入れの方法は洗濯槽の臭いを取る方法にまとめています
- 部屋干し: 乾くまでの時間が長いほど、においが出やすくなります。対策は部屋干しの生乾き臭を防ぐ方法をどうぞ
- タオル類: 赤ちゃんのタオルは洗う頻度が高く、ごわつきやすい部分です。タオルをふわふわに戻す方法もあわせてどうぞ
筆者の判断基準
赤ちゃんの洗濯で迷ったとき、筆者が置いている基準は3つです。
1つめは、洗剤を頻繁に変えないこと。 肌の様子を見ながら調整するには、変数を減らす必要があります。洗剤・柔軟剤・すすぎ回数を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。変えるなら1つずつです。
2つめは、すすぎは回数より水量で考えること。 洗濯機に詰め込んだ状態でのすすぎは、回数を増やしても水が全体に回りません。量を減らして回すほうが、すすぎ残りは減ります。
3つめは、洗濯物が増えたら洗剤ではなく洗濯機の容量を見ること。 赤ちゃんが生まれると洗濯の回数が一気に増えます。1回で洗いきれない状態が続くなら、洗剤を変えるより、洗う回数か容量を見直すほうが根本的な解決になります。
よくある質問
柔軟剤は使ってもいいですか
洗濯表示と製品の注意書きに従ってください。柔軟剤には吸水性を下げる性質があるため、汗をよく吸ってほしい肌着やガーゼには使わないという選び方もあります。使う場合は量を守り、香りの強いものは避けると無難です。
水通しは絶対に必要ですか
必須と決められているものではありませんが、新品の布に残る糊を落として吸水性を上げるという目的があります。とくに肌着やガーゼなど、汗を吸わせたいものは通しておくと扱いやすくなります。時間がなければ、使う分だけ先に通しても構いません。
部屋干しのにおいが気になります
乾くまでの時間が長いほど、においは出やすくなります。洗濯物どうしの間隔を空ける・風を通す・量を減らして2回に分けるの3つが基本です。詳しくは上で挙げた部屋干しの記事をどうぞ。
まとめ:赤ちゃんの衣類の洗濯は「表示・分ける・洗剤」で決まる
赤ちゃんの衣類の洗濯は、次の基本を押さえましょう。
- 水通し:新しい肌着は着せる前に一度洗う
- 洗濯表示を読む:基本記号は洗濯・漂白・乾燥・アイロン・商業クリーニングの順。まず洗濯おけを見る
- 分け洗い:肌の様子を見て、心配な時期は分ける。離乳食開始以降は下洗いのほうが重要
- 汚れ別の下洗い:うんちは熱いお湯を使わない。乾かす前に流す
- 蛍光増白剤なしを選ぶ理由:公式の説明は「肌への害」ではなく「きなり・淡色の変色のおそれ」
神経質になりすぎず、赤ちゃんの肌の様子を見ながら調整すれば大丈夫です。肌トラブルが続くときは、洗い方だけで解決しようとせず、小児科や皮膚科に相談してください。
参照した公式情報(取得日)
- 日本石鹸洗剤工業会 石けん・洗剤Q&A 3-3 蛍光増白剤が入った洗剤で乳幼児の衣類を洗ってもよいですか? https://jsda.org/w/03_shiki/QA/qa-a/Qa3-3_jsda_QA.pdf (2026-08-30 取得)
- 消費者庁 洗濯表示(令和6年8月20日以降) https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_02.html (2026-08-30 取得)
※価格やレビューは記事作成時点の情報です。最新の内容は各商品ページでご確認ください。


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